Uru、映画『ファーストラヴ』挿入歌「無機質」、映画本編映像解禁!

(初出:21/02/01)

Uruが2月10日リリースするニューシングル「ファーストラヴ」収録曲「無機質」が使用された映画『ファーストラヴ』本編映像が、KADOKAWAオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された。

映画『ファーストラヴ』は、島本理生の小説『ファーストラヴ』が原作で、第159回直木賞を受賞。予測不能な結末と、タイトルの裏に隠された濃密なヒューマンドラマが話題を呼び、堤幸彦が監督を手掛け、北川景子主演で実写化される作品。

シングル「ファーストラヴ」は、2月10日にリリースされるシングルで2月11日公開となる映画『ファーストラヴ』の主題歌に表題曲が決定しており、「無機質」は同作の挿入歌で作詞・作曲をUru、編曲をトオミヨウが手掛けた浮遊感のある音色が心地良いミドルバラードに仕上がっている。

Uruは「無機質」について、『この曲の持つ孤独感と温かさを映画の人物や世界観に中和しながら作りました。感じたことや書きたいこと、心の動きを、不器用さに合わせて直接的な表現を避けて書きましたが、主題歌の『ファーストラヴ』と自然に一対になる挿入歌になってくれたような気がしています。映画の背景で、そのシーンに寄り添う曲になってくれたら嬉しいです。』とコメントしている。

今回解禁された映像は、大学生時代に中村倫也演じる迦葉が北川景子演じる由紀の髪を優しく切るシーンから始まる。

主演の北川が本作のために髪を30㎝以上切ったことが話題となったが、劇中では、髪を切られることで由紀と迦葉の距離が一気に近づいていく非常に重要なシーンとして描かれている。そして二人は海辺の街を共に歩き、迦葉が差し出した手を由紀は戸惑いながらも握り返し、海へと向かっていく。海に沈む夕日を見ながら、由紀はそっと迦葉の横顔を見つめ何かを想う。

二人しか知らない過去を共有する由紀と迦葉の回想にUruの挿入歌「無機質」が静かにそして優しく寄り添うシーンは、本作の謎を紐解くうえで非常に重要であると同時に、男女の心の機微を見事にとらえた美しい映像となっている。由紀は迦葉の横顔に何を見たのか、このシーンが物語の中でどう活きていくるのか、その答えは是非劇場で確かめてほしい。

Uruにとって通算10枚目となるシングル「ファーストラヴ」は、映画『ファーストラヴ』主題歌「ファーストラヴ」を表題曲に、同作の挿入歌「無機質」を収録。カップリングには現在ストリーミングチャートを席捲中のラブソング「ドライフラワー」(優里)をピアノアレンジでカバーしたヴァージョンで収録、そして最新シングル「Break」をバラードアレンジにしたセルフカバーが収録される。

さらに初回盤には、昨年開催された“Uru Online Live 2020「あなたと私」”より、「今 逢いに行く」、「あなたがいることで」2曲のライブ映像と、昨年10月にリリースされた両A面シングル「Break」、「振り子」のミュージックビデオがブルーレイディスクで付属する。

2月8日からはCDリリースに先駆けて、シングル収録曲全曲が各配信・サブスクリプションサイトにて先行リリースされる事も決定。先週GYAO!にて公開された主題歌「ファーストラヴ」が使用された映画『ファーストラヴ』の特別映像も話題を呼ぶ中公開される挿入歌を使用した本編映像にリリース、映画への注目が高まっている。

■動画情報:
映画『ファーストラヴ』挿入歌 Uru「無機質」本編クリップ

■リリース情報:
New Single 「ファーストラヴ」
2021.2.10 Release
2021.2.8先行配信
初回生産限定盤[CD+BD] AICL-4006~7 2,200円(tax in)
※トールサイズデジパック仕様
通常盤[CD] AICL-4008 1,200円(tax in)
※初回プレスカラートレイ仕様
CD予約:https://smar.lnk.to/V4SzKx

■映画情報:
映画『ファーストラヴ』
2021年2月11日(木・祝)全国ロードショー
出演:北川景子 中村倫也 芳根京子 板尾創路 石田法嗣 清原翔 高岡早紀 木村佳乃 窪塚洋介
監督:堤幸彦
脚本:浅野妙子
原作:島本理生『ファーストラヴ』(文春文庫刊)
音楽:Antongiulio Frulio
主題歌・挿入歌:Uru「ファーストラヴ」「無機質」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:角川大映スタジオ/オフィスクレッシェンド
配給:KADOKAWA
公式サイト https://firstlove-movie.jp
映画『ファーストラヴ』予告映像

<堤幸彦監督コメント>
数年前にUruさんの楽曲と出会い、その絶対的な透明感と優しさの中に強い芯を秘めた歌声に衝撃を受け、本作が決まった時から是非お願いしたいと思っていました。現場でもUruさんの曲を編集に入れながら撮影していたのですが、登場人物の心情がより深化し、期待は確信に変わりました。主題歌の「ファーストラヴ」を聞いた感想は、沁みる、の一言。誰もが持つ、自分では気付けない心の深いところに溜まった澱を、優しく救い上げ、浄化してくれるUruさんの歌声に、ぜひ包み込まれてください。

<Uruコメント>
映画を拝見し、たくさん涙が溢れ、心のずっと奥の方にしまっていた何かが疼くような感覚がありました。
主題歌にさせて頂いた『ファーストラヴ』は、深い傷を負って、今までずっとその記憶や経験に囚われて生きてきた人物が、誰かによって少しずつ心を解いていくようなイメージで書きました。悲しいとか苦しいとか、心の内を言葉に出せずに生きている人も少なくないと思いますが、この映画を観ながら、その中で人は何を求めるのか、「愛」とはなんなのか、この物語のタイトルが『ファーストラヴ』になった理由も考えながら少しずつ言葉を紡いで書いた曲です。曲のタイトルも映画と同じく『ファーストラヴ』にさせて頂きましたが、タイトルを考えるにあたりこれ以外のタイトルが見つからないほどに、私もこの映画に心を重ねました。映画『ファーストラヴ』に捧げる大切な一曲です。
挿入歌の『無機質』は、この曲の持つ孤独感と温かさを映画の人物や世界観に中和しながら作りました。感じたことや書きたいこと、心の動きを、不器用さに合わせて直接的な表現を避けて書きましたが、主題歌の『ファーストラヴ』と自然に一対になる挿入歌になっ
てくれたような気がしています。映画の背景で、そのシーンに寄り添う曲になってくれたら嬉しいです。

■Uru オフィシャルHP:
http://uru-official.com

<記事提供:ジェイタメ

タイトルとURLをコピーしました