（初出：21/09/26）
多様な感情を歌声で表現する、憑依声のヴォーカル・コレクティブ『mzsrz（ミズシラズ）』最新曲「インベーダー」のMusic Videoが、9/25公開された。
グループ結成のきっかけとなったオーディション『ヨルヤン』でも審査員を務めた『DECO*27』が、twitterで各パートを２種類ずつ発表、アンケートを取りながら民主的に楽曲が完成していくという斬新な制作手法『Cocreation』でも話題を呼んだ同楽曲。
愛情と依存をテーマに人と人が『共存（Coexistence）』する上で生じる感情の “揺れ・ブレ・擦れ” を赤裸々に歌った中毒性たっぷりのラウド・ロックとなっている。
■配信情報：
mzsrz（ミズシラズ）
4th Single「インベーダー」
2021年9月1日 配信リリース
各配信サイト：
https://mzsrz.lnk.to/invader
Music Video（YouTube）：
mzsrz初となるアニメーションMVを手掛けたのは、“サイバーパンク” と “KAWAII” が複雑に混ざり合ったスタイルで人気急上昇中のイラストレーター『KICO』で、先日twitter上に、突如MVのダンスシーン切り抜きサイレント・アニメがリークされた。
■KICOによるリーク映像：
https://twitter.com/illmaticblue/status/1438481264000987143
MVの振付は、オリジナル・コレオグラフ200曲以上、3DCGソフト『MMD』のモーション原作も行い国内外から高い人気を誇る『足太ぺんた』。
『KICO』と『足太ぺんた』という気鋭２人の化学反応から生まれた『毒性強めの可愛い』が炸裂した映像は、公開数日で1.5万を超える “いいね！” がつけられるなど、大きな話題を呼んだ。
そして、ついに発表されたMusic Videoには、スマートフォンの画面に大都市を登場させたり、コミュニケーション・アプリでの会話をモチーフにした歌詞表記など、現代的なバーチャル・コミュニケーションを随所で模すなど、今らしい仮想世界での共存をリアルに表現している。
特に「〈嫌だ〉は黙っちゃった」という各楽章を締めくくるリフレインで、本心を隠して言いたい事を飲み込みんでなんとか消化しようとするコレオの、アニメならではの表情描写が合わさった得も言われぬ虚しいシーンは必見だ。
コロナ禍で大切な人と直接会う機会は減り続け、インターネットを介した対話が普通となった、まさに、各人のスマホが都市化しつつある今、共存における “ズレ” を感じることも多いが、こうした慢性的に『言いたくても言えない』を抱える一人独りの心の内を空気を読まずにブチ壊すことこそが、mzsrzが歌う「インベーダー（侵略者）」の真意なのかも知れない。
■Message from KICO：
”mzsrzと彼女たちに纏わる最高の音、そして、ご協力いただいたクリエイターの皆さんの絶大なるお力添えのおかげで、小さくて大きな彼女たちが画面いっぱいに踊る理想の最強（ダンス）ミュージックビデオを完成させることが出来ました！
手のひらで踊る彼女たちと共に踊っていただけたら、嬉しいです。
リスナーさん一人独りへ、私の大好きなmzsrzのMICRO MUSICが届きますように！”
■Message from 足太ぺんた：
”振付を担当させて頂きました！インベーダーを聴いた時に
感じた切なさと疾走感を大事に振りをつくりました。ぜひ一緒に踊ってくださいね！”
■mzsrz（ミズシラズ） プロフィール：
エイベックス × テレビ東京による次世代オーディション「ヨルヤン」で出会い、それを勝ち抜いた十代のボーカリスト：大原きらり / 作山 由衣 / 実果 / ゆゆん / よせいからなる５人組。水のように無色透明で変幻自在な「多様声」と「憑依声」を持つ。コンセプトは “見ず知らずだった私たちから、まだ見ず知らずのアナタへ”。十代の普通の若者でもある彼女たちが歌うのは、1／不特定多数（アノニマスブンノイチ）なボクら “一人独り” が暮らす何の変哲もない日常の些細をつづった『MICRO MUSIC（ミクロ・ミュージック）』。音楽プロデューサーに『DECO*27』を迎え、誰しもが超内気に抱える行き場のない不安と答えのない焦燥を、ただただ、圧倒的等身大で歌う。
▽Official Web-site：
https://mzsrz.com/
▽twitter：
https://twitter.com/mzsrz_official
＜記事提供：ジェイタメ＞