5人組ボーカル・コレクティヴ『mzsrz(ミズシラズ)』が、DECO*27プロデュースの「夜明け」でデビュー

(初出:21/01/12)

テレビ東京とエイベックスが十五年ぶりにタッグを組んだ次世代オーディション『ヨルヤン』。「声」にフォーカスした最終審査を経て合格者となった5人の少女は、『mzsrz(ミズシラズ)』という名のコレクティヴで、ついにデビューを迎えた。

水のような透明声と変幻自在の憑依声を持つことから名付けられた『mzsrz(ミズシラズ)』という名前には、“見ず知らずだった私たちから、まだ見ず知らずのアナタへ” というメッセージも込められている。

デビュー曲「夜明け」は、トップ・ボーカロイドクリエイターの「DECO*27」をプロデューサーに迎え、アーティストである前に普通の十代でもあるメンバーのミクロな感情(心の機微)をインタビューした上で制作された。

今まさに夜明け前にいる(新たな旅立ちを迎える)彼女たちの等身大でリアルな「闇(不安)」と「一筋の光(希望)」が込められた “少し” 歪んだ応援歌だ。早速、LINE MUSICでリアルタイムランキング2位を獲得している。

そして、ミュージック・ビデオも公開となっている。

監督を務めたのは、RCA(Royal College of Art)出身の日本人監督「Hiroki Yokoyama」。『mzsrz(ミズシラズ)』と同世代の誰しもがリアルに抱える不安定で儚い心を、異常にアンバランスなシーンと唐突に終わりの瞬間を迎えんとするオブジェクトの描写で表現している。映像の最後は、5人が決して生きやすくはないであろう暗くも明るくもない「分からない未来」に果敢に立ち向かうシーンが描かれている。

「水」からインスパイアを得て、透け感やリフレクション豊かなマテリアルと流動性を兼ね備えた「BALMUNG」のアウターが印象的なスタイリングを手がけたのは「DEMI DEMU」。対比的に、あえて岩のように重厚かつ硬質にデザインされた足元からは、逆に水が持つ重みや淀みが感じられる。

オーディションを経てデビューを迎えるまで、多くの涙を流してきた彼女たちの?を伝う「ティアドロップ」を施したメイクアップは「EBARA」によるもの。時折り悲痛にさえも感じられる表情を、等身大の水々しさで救っている。

そして、昨晩、ついに「1stシーズン完結」を迎えた「ヨルヤン」では、番組MCの生見愛瑠とカミナリがMVの撮影スタジオを訪れ、メンバーと初対面を果たした。ずっと『mzsrz(ミズシラズ)』の戦いを見守り続けてきた3人の前で、歌唱パフォーマンスを初披露した。TVerでアーカイヴ放送されているので、こちらも必見だ。
TVer ヨルヤン Link:https://tver.jp/corner/f0065265

長いヨルを越えて、遂に「夜明け」を迎えた『mzsrz(ミズシラズ)』。
彼女たちの第1章は、ここから始まる。

「mzsrz(ミズシラズ)」
デビューシングル 「夜明け」 2021年1月11日リリース
「夜明け」 LinkFire:https://mzsrz.lnk.to/yoake
words / music:DECO*27 / arrangement:Rockwell

エイベックス × テレビ東京による次世代オーディション「ヨルヤン」で出会い、それを勝ち抜いた十代のボーカリスト:大原きらり / 作山 由衣 / 実果 / ゆゆん / よせいからなる5人組。水のように無色透明で変幻自在な「多様声」と「憑依声」を持つ。音楽プロデューサーに『DECO*27』を迎え、誰しもが思春期に抱える心の機微を音に乗せて代弁する。
コンセプトは “見ず知らずだった私たちから、まだ見ず知らずのアナタへ”。
十代の普通の若者でもある彼女たちが歌うのは、1/不特定多数(アノニマスブンノイチ)なボクら “一人独り” が暮らす何の変哲もない日常の些細をつづった『MICRO MUSIC(ミクロ・ミュージック)』。誰しもが超内気に抱える行き場のない不安と答えのない焦燥を、ただただ、圧倒的等身大で歌う。「ヨルヤン」とは?
テレビ東京の次世代型オーディション番組「ヨルヤン」。次世代の音楽業界を担うアーティストやクリエイターの発掘を目的に、視聴者からの投稿作品を募集するオーディション番組。

<記事提供:ジェイタメ

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