秋山黄色、初の全国ツアー完走!Zepp Tokyo公演ライブ映像&「月と太陽だけ」PLAYMOVIE公開

クレジット:Ayumu Kosugi

(初出:21/06/06)

6月4日、秋山黄色が『一鬼一遊 TOUR Lv.2』ファイナルをHEAVEN’S ROCK Utsunomiya VJ-2で開催した。Zeppクラスも回ったツアーファイナルの会場に、約300人キャパのライブハウスを選んだのは、ここが秋山にとっての地元であり、思い出の会場だからこそ。

3月に発表した新作『FIZZY POP SYNDROME』の曲順と同様に、“LIE on”から“サーチライト”で幕を開けると、この会場が3ピース編成で初めてライブをした場所であることを話し、「ひさびさに来て感慨深いです。僕的にはみんなを自分の家に呼んだ感があるので、ツアーの最後にここで歌えてすごくありがたいです」と感謝を伝えた。

秋山の音楽は自身の打ち込みのデモからスタートしているが、ライブはあくまで生演奏で、まるでパンクバンドのように激しく、エネルギッシュに自らを解放し、パワフルなシャウトは凄味すら感じさせる。またその一方では、“夢の礫”をアコギ一本でしっとりと、エモーショナルに歌い上げたり、“モノローグ”のアウトロではサンプラーを手打ちしてビートを叩き出したりと、音楽家としての成長を、レベルアップした秋山を確かに印象付けた。

人気曲の“アイデンティティ”や“Caffeine”を続けたライブ後半では、「昔は宇都宮が心の底から嫌いでした」と告白。就職もできず、音楽も自由にはやらせてもらえなかった自身の過去を振り返って、「そんなどこにも属せない自分にもライブをやらせてくれるライブハウスがあって、大事なのは地域そのものじゃなく、関係性なんだと思いました」と熱くまくしたてる。

最後に「栃木県宇都宮市出身、俺の名前は秋山黄色です!」と力強く言い切ると、“猿上がりシティーポップ”を演奏し、〈何より愛したいんだ 居場所くらいは〉という歌詞を高い熱量で歌う秋山の姿が非常に感動的だった。

クレジット:Ayumu Kosugi

本編ラストの“PAINKILLER”までをやり切り、少し肩の荷が下りたのか、アンコールではリラックスした表情を見せる。

“ゴミステーションブルース”のアウトロでは、ベースを弾いたり、ドラムを叩いたりと、好き放題にステージを動き回って、音楽が「音を楽しむ」ものであることを体現した。地元をテーマにした“宮の橋アンダーセッション”に続いて、この日最後に演奏されたのは、秋山が初めて発表した楽曲である“やさぐれカイドー”。サビを絶叫し、倒れ込みながらギターをかきむしって、混沌の中でライブを終えると、「またレベル3でお会いしましょう!」と一言残し、思い出の地でツアーを締め括った。

さらに「月と太陽だけ」のPALYMOVIE(Guitar)と、先日開催した3月10日(水)東京都 Zepp Tokyoの「アイデンティティ」の映像が公開となった。‘PLAY MOVIE’は、秋山黄色のオフィシャルYouTube Channelにて公開されており、自身の楽曲のギターフレーズを自ら弾いた映像でシリーズ第9弾となる。

■秋山黄色 『月と太陽だけ』 PLAY MOVIE (Guitar)

■秋山黄色 『アイデンティティ』
≪秋山黄色「一鬼一遊TOUR Lv.2」 Zepp Tokyo~ 2021.03.10(Thu)~≫
https://youtu.be/sejqCeIH1Xg
※2021/6/5 (土)22:00~公開

■リリース情報
2nd Album「FIZZY POP SYNDROME」
2021.03.03Release

▽秋山黄色コメント:
”2ndアルバム「FIZZY POP SYNDROME 」というものを作りました。
一筋縄ではいかないこのご時世に、自分が音楽から引き出せる力ってなんだろう?その答えを詰め込みました。
体に良くない「POPS」ですが、あなたの苦しみが「苦くておいしい」に変わるかもしれません。
是非一度注いでみてください。”

▽配信&ストリーミング:
https://erj.lnk.to/ZrJ0aA

▽スペシャルサイト:
https://www.akiyamakiro.com/fizzypopsyndrome/

▽初回生産限定盤(CD+DVD) ESCL-5496~5497:3,600円+税
通常盤(CD) ESCL-5498:3,000円+税

※収録曲(初回・通常共通)
M1. LIE on
M2. サーチライト:テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」主題歌
M3. 月と太陽だけ
M4. アイデンティティ:フジテレビ“ノイタミナ”「約束のネバーランド」Season 2オープニングテーマ
M5. Bottoms call
M6. 夢の礫:「映画 えんとつ町のプペル」劇中挿入歌
M7. 宮の橋アンダーセッション
M8. ゴミステーションブルース
M9. ホットバニラ・ホットケーキ
M10. PAINKILLER

※初回盤DVD(MUSIC VIDEO)
モノローグ
Caffeine
サーチライト
アイデンティティ

■秋山黄色プロフィール:
1996.3.11生まれ栃木県出身。楽曲の全てを手掛けるソロアーティスト。中学生の頃、TVアニメ「けいおん!」に影響されベースを弾き始め、高校1年生の時に初のオリジナル曲を制作。その後、YouTubeやSoundCloudなど、ネット上で楽曲を発表をするところから音楽キャリアをスタート。
2017年12月より宇都宮と東京を中心にライブ活動を開始。2018年「やさぐれカイドー」「猿上がりシティーポップ」がSpotifyバイラルチャート上位にランクイン。
2019年Spotify『Early Noise 2019』に選出。夏フェス等の出演を経て、2020年1月TVドラマ「10の秘密」の主題歌「モノローグ」収録の1stフルアルバム「From DROPOUT」を3月4日にEPICレコードジャパンよりリリース。
2020年10月クールテレビ朝日系土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」主題歌「サーチライト」を配信リリース。
2021年1月クールTVアニメ「約束のネバーランド」Season2のオープニング主題歌を担当。主題歌「アイデンティティ」を1月27日(水)にリリース、3月3日には2nd Album「FIZZY POP SYNDROME」をリリース、3月6日名古屋ZEPP公演より、初の全国ツアー‘秋山黄色「一鬼一遊TOUR Lv.2」’を開催。6月4日地元の宇都宮でファイナルを迎えた。
▽オフィシャルサイト:
https://www.akiyamakiro.com/

<記事提供:ジェイタメ

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