ピアニスト角野隼斗、全国9箇所に及ぶコンサートツアーを発表!

(初出:21/10/01)

クラシック音楽界に確か位置を築く一方、“ブルーノート東京“公演、またTV“情熱大陸“登場、そして自身の発信をするYouTube登録者も81万人超えと、あらゆる角度から注目されるピアニスト角野隼斗。2年半ぶりとなる待ち望まれたコンサートツアーを発表した。
ツアーは全国9箇所を2022年1~2月で周り2月20日に最終公演を東京国際フォーラムホールAで行う。

コンサートツアーを控え、角野は9月末「ショパン国際ピアノコンクール」へ向けポーランドに飛び立った。7月の予備予選では、全世界が見守るなか緊張の表情も垣間見せていたが、その唯一無二の「音」は着実に聴衆の心を揺り動かし、彼を本大会へと導いた。

予備予選帰国直後の8月には、チャイコフスキーの〈ピアノ協奏曲第1番〉、そしてショパンの〈ピアノ協奏曲第1番〉を藤岡幸夫指揮関西フィル、鈴木優人が指揮する東京フィルと共演。
さらには東阪でのピアソラ生誕100年のLIVEにゲスト出演するなど幅の広い一面を見せ、またTV出演やCM撮影と、準備の合間を縫って多彩な活動を繰り広げてきた。

先日更新されたnoteで、彼はこんなふうに語っている。
個性っていうのは「出す」ものじゃなくて「出る」ものないじゃないかと思ったのです。そして自分はそれが「本気で愉しんでいる時」に出やすいということも。
いい意味で力の抜けた演奏は、そうした気づきのおかげなのかもしれなった。
いま彼は、ショパンを弾くことを全力で愉しんでいるのだ。
全力を尽くした先に溢れ出してくるなんらかの自分らしさがあって、それに興味を持ってくれる人がいたら嬉しいなと、思っています。ショパンが大好きだから。

私たちを新たな「音」の世界へと導く角野隼斗。
昨日演奏順番の抽選会がポーランドで行われ、コンクール出場は10月4日になることが発表された。

そして、いよいよ来年1月から、2年半ぶりとなる本格ツアーがスタートする。
2020年末にはコロナ禍でツアーを断念、サントリーホールにおけるキャパシティを抑えた昼公演と、ストリーミングのみの夜公演を1日のみ開催。そのチケットは発売後5分で完売、ストリーミング視聴者も拡大し、リアルに生でその音楽を聴きたいという声が溢れていた。

その待望のコンサートチケットもいよいよ1日より発売される。コンクールを応援しながら、コンクールだけでははかることのできない角野隼斗リアル体験を楽しみに待ちたい。

(高野麻衣コンサートレポートより一部引用)

<コンサート情報>
角野隼斗全国ツアー2022 “Chopin, Gershwin and… “
出演:角野隼斗

【全国リサイタルツアー:岡山、大阪、山形、仙台、福岡、愛知、静岡、北海道】
出演:角野隼斗
プログラム(予定)
Some Chopin Pieces
Some Hayato Sumino Original Pieces
Gershwin:3 Preludes(1/10~2/5の公演のみ)
Gershwin:Rhapsody in Blue(1/10~2/5の公演のみ)etc…
※曲目・曲順は変更になる可能性がありますのでご了承ください。

【東京特別公演 】
2022年2月20日(日)開場17:00開演18:00
東京国際フォーラム A
料金:S席 6,800円/A席 5,800円/B席 4,800円
★東京公演はソロ曲とオーケストラとの共演による特別なプログラムをお届け!
Some Chopin Pieces
Some Hayato Sumino Original Pieces
Gershwin:Piano Concerto in F major etc…
※曲目・曲順は変更になる可能性がありますのでご了承ください。
https://eplus.jp/sf/word/0000137482

<プロフィール>
1995年生まれ。2018年、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞。これをきっかけに、本格的に音楽活動を始める。
2019年、リヨン国際ピアノコンクール第3位など、受賞多数。これまでに国立ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。
クラシックで培った技術とアレンジ、即興技術を融合した独自のスタイルが話題を集め、”Cateen(かてぃん)”名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数が80万人超、総再生回数が9,000万回(2021年9月現在)を突破するなど、
新時代のピアニストとして注目を集めている

オフィシャルファンクラブ「8810」:https://hayatosum.com/8810
公式サイト:https://hayatosum.com

<記事提供:ジェイタメ

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